飲食情報 第39号  配信メールの本文  2013年(平成25年)7月9日 配信

お世話になっております。
データブレーンの榎本でございます。

7月に入り暦の上ではとっくに夏になっておりますが、なかなか夏本番
には時間がかかるような天候が続いております。
ただこの時期は各地で夏祭りやイベントなどが行われ、お客さまにとっ
て消費に意欲的になりやすい季節でございます。
飲食店でもこの時期の売上は良いという方も多いのではないでしょうか?
こんなお客様の来ていただきやすい時期に、顧客データを集めることで
冬の時期に楽に売り上げを上げることができます。

ただ、なかなかそうはいってもいつも顧客データを集めているわけでは
ないお店も多いかと思いますので、データブレーンでは顧客情報の回収
に大成功した事例を企画書にさせていただきました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
上記『顧客情報の回収効果があった企画集(アンケート編)』の企画書
がご希望の方は、
☆無料申し込み先:trade@databrain.co.jpまでお申し込みください。
メール本文に『顧客情報の回収効果があった企画集(アンケート編)』
と明記し、メールをご返信いただければと思います。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

では、「飲食店なるほど!?情報」第39号 をお送り致します!

※この飲食情報メールは当社社員と名刺交換をさせていただいた方に
配信させていただいております。メールの配信がご不要な方は、本
メール下部のメールアドレスまでご連絡ください。

================================================================================

データブレーン 飲食情報メール 第39号
●○● 今回の目次 ●○●
1.暑い夏ならではの特別サービスでお客様満足度UP
〜いろんな夏の満足サービスのご紹介〜

2.小規模店舗でもクレジット決済が容易に。
  〜モバイルクレジット決済サービス『square』〜

3.飲食店"機"になる記事
〜ABC分析とビッグデータ〜

◎当社社員のブログもどんどん更新しております。ぜひご覧ください。
最新版は、「【最近のコンビニ事情】」(6/28)です。
http://www.databrain.co.jp/a/a7_blog.html
その他ブログのバックナンバーです!ぜひご覧ください。
・「スマホのアプリ 『CamScanner(キャムスキャナー)』」(6/13)
・「それでもやっぱり、ダイエット実行中?」(5/31)

================================================================================
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.暑い夏ならではの特別サービスでお客様満足度UP
〜いろんな夏の満足サービスのご紹介〜
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今年は暑くなったり涼しくなったりで、なかなか気温が落ち着くことがありませ
ん。特にこの時期になるとお客さまも疲れていることも多いため、飲食店に癒し
を求めてくる方も増えてくるのではないでしょうか。こんな時に、他店とは一味
変わったサービスを提供できるとよりお客様の心に響くかと思います。
今回は、店内でできる夏ならではの特別サービスをご紹介いたします。

まず簡単に導入できるものですと、『うちわを使った』サービスはいかがでしょ
うか?扇いであげるもよし、テーブルに設置するもよし、入り口に置いておくも
よしで、様々活用していただくことができます。ただしこちらを行う場合は、必
ず『うちわにお店の名前』を書いておき、持ち帰り防止をすることも重要です。
余裕があれば、上記の例を逆手にとってうちわにクーポンを付けてプレゼント
をして再来店用の販促ツールとして活用してもらうこともよいかと思います。
家で使ってもらっても宣伝になるかと思います。

次はこの時期ではさっぱりしたものや辛い物など味覚に変化をつけることも大切
かと思います。夏限定で激辛メニューを用意したり、酸味の強いさっぱりした
メニューなどを追加することもお客様の目線を変える意味でも効果があると思
います。

ほかには、夏のドリンクメニューに一手間加えて、かなり定着してきたハイボール
のバリエーションを増やしたり、昨年からはやり始めたモヒートのバリエーション
を増やすなど、ドリンクに目新しさを出して提供することもよいかと思います。
お店によっては、『アイスのガリガリくん』を突っ込んだドリンクを提供している
お店もあるようですよ。夏バテ対策に『健康ドリンク』を提供する事もよいと思
います。

お金がかからないところで行くと、冷房の温度をうまく調節することやおしぼりの
交換回数を増やす、または『暑いおしぼりか冷たいおしぼり』を選択できるように
する。いつもはアツアツで提供しているものをぬるめで提供することも可能だと
一声かけてあげるなど、既存のサービスに一手間加えることで新たなサービスにす
ることもできます。

すでにやっておられることやこれからやってみたいと思われた方など様々おられる
と思いますが、参考になれば幸いです。またほかにも独自の夏のサービスがある
と思いますので、皆様からも教えていただけますと大変嬉しいです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2.小規模店舗でもクレジット決済が容易に。
  〜モバイルクレジット決済サービス『square』〜
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
また新たなサービスがアメリカから日本に上陸いたしました。
平成25年7月号の日経レストランにも記事が載っておりましたが、
モバイルクレジット決済サービス『square』というサービスです。

この『square』は簡単に説明すると、皆さんが持っているスマートフォンに小さ
な(3.5cm程度)カードリーダーを差し込んで、アプリをダウンロードするだけ
でクレジットカードのリーダー替わりにするというサービスです。
言葉で説明するより、実際に物を見ていただいた方が早いと思いますので、
下記アドレスをご覧いただければと思います。
square
https://squareup.com/jp

アメリカでは420万店舗の導入実績があるそうです。(Visa、Mastercardが使え
るようです。)日本では、三井住友カードと業務提携を結んだそうです。

このサービスの優れたところは、
・クレジットカード会社に払う手数料が3.25%(手動入力の場合3.75%)
・導入費用が安価(980円だが、1,000円分のクーポンがついてくる)
・場所を選ばない(スマートフォンの回線と電源を使うためどこでも使える)
・導入するアプリによっては商品の管理・取引一覧・入金の詳細も把握できる。
・月額の最低料金などもない。
・振込までの時間が早い(三井住友なら翌営業日、その他銀行なら翌金曜日)

などが挙げられます。既存のその他のサービスとの連携はまだまだないようで
すので、他社とのポイントサービスとの連動がこれからの課題のようですが、
これだけ簡単かつ安価に導入することができるようであれば、小規模店舗など
は導入しやすいのではないかと感じました。あとは、見慣れない機械なので、
消費者に、違和感を感じさせてしまうことがあることもあると思います。また
スマートフォンによっては対応していない機種もあるというのがデメリットか
と思います。

他に、こういった小型のモバイルクレジット決済サービスは楽天が出している
『楽天スマートペイ』、海外のペイパルが出している『PayPal here』、コイニー
が出している『coiney』などがあります。
気になった方は、一度比較してみてはいかがでしょうか?

比較した記事が載っているページがございますのでご参考にしてください。
http://svjapan.blogspot.jp/2013/05/squarepaypal-herecoiney.html

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3.飲食店"機"になる記事
〜ABC分析とビッグデータ〜
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先日テレビでビッグデータについて特集をしており、ローソンでのマーケティン
グの活用法について特集しておりました。

ローソンでは、日夜POSデータやpontaカードのデータを基に様々な商品
分析を行い、新商品の棚の設計を考えておりますが、ビッグデータを活用する
ようになり新たな発見とするようになったそうです。売れ筋商品を主に陳列して
きたそうですが、その際に、逆に売れていない商品を分析してみると売上高は
それほど多くないが、リピート率が非常に高い商品があることが分かったそう
です。もしこの商品を削ってしまうと、リピートしていたお客さんはほかの
店舗に流れてしまうことも考えられるため、複合的に分析するようになったそ
うです。

実はこういったケースは飲食店でも十分に考えられることで、先日も、大手
100円回転すしチェーンに行くと、当社の部長が「どれを食べようか迷う
なぁ。」とつぶやいておりました。これは、メニューが多くて迷うといったポジ
ティブなものではなく、メニューが絞られすぎていて迷うというネガティブ
な状況でした。つまり食べる物が無い、食べたい物が無い。といった状況です。
ちなみに、部長はウニが食べたかったようですが、メニューから無くなってい
ました。(その代わり、塩カルビすしやミートボール巻きなどは残っていました。)
おそらく想像するに、原価が高く100円で提供することが難しくなったから
だと思いますが、ほかにもそういった声が聞かれました。

ABC分析を基に、売上額が高く・原価が安いメニューを精査してメニュー
提供をしていると思いますが、あまりにも原価を追及するがゆえに、お客様が
満足していたものまで無くしていっては意味がないと思います。お店からする
と、原価の安いメニューを食べないお客さまはお呼びではないのかもしれま
せんが、そういったお客さまの増加はお店にとって大きな痛手となるよう
に思います。大きな不満は無いけどいかないという、『顧客離反状態』だから
です。

ふと振り返って自店ではいかがでしょうか?お客さまが来てくれるための商品は
提供できているでしょうか?お店にとって都合がいい商品だけを提供していま
せんでしょうか?接客は他店と同じレベル、メニューもほかのお店でも食べら
れるものばかりではなかなか来店してもらえないと思います。
これからは、『お客さまの声にならない声』を拾うことも大事になってくるの
ではないかと思いました。

※ビッグデータ
http://kotobank.jp/word/%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF
===========================================================================================

★ バックナンバーをご用意しました!  ★

新しくメール配信させて頂く方もいらっしゃいますのでバックナンバーをご用意しました。
こちらからどうぞhttp://www.databrain.co.jp/a/a6_insyoku.html
また、配信をご希望の方は大変お手数ですが、同ページの配信追加から
お申込をお願い申し上げます。

PDFファイルのため解像度が低く、字が一部不明瞭な場合がございますので
コピーが必要な方はご一報下さい。

また、メール配信が不要の方やご意見のある方はこちらにご連絡を下さい。
trade@databrain.co.jp

==========================================================================================
   
  データブレーン 飲食情報 (第39号)
  平成25年 7月 9日 発行
 
株式会社データブレーン
    URL:http://www.databrain.co.jp
      配信担当者:菅谷 公洋
         文責:榎本 和徳
      発行責任者:南原 克己




「飲食に関する情報提供」 のページに戻る


先頭に戻る